工場の単純作業で考えてしまう「このままでいいのか」

どうも、ススムです。

工場で単純作業をしていると、ふと頭の中に浮かぶ言葉があります。

「このままでいいのか」

同じ場所に立つ。
同じ動きを繰り返す。
同じような音を聞きながら、同じような時間が過ぎていく。

目の前の作業は、もちろん大事です。
品質も安全もあります。
自分の役割をきちんと果たすことは、働くうえで必要なことです。

でも、作業に慣れてくるほど、頭のどこかに余白ができます。

その余白に、いろいろな思いが入ってくる。

「この作業を何年も続けた先に、何があるんだろう」
「今日も一日、時間だけが過ぎていくのか」
「自分は本当は、何をしたかったんだろう」

単純作業がつらいのは、体が疲れるからだけではないと思います。

同じことを繰り返す中で、自分の未来まで同じように繰り返される気がしてしまう。
そこに、静かな苦しさがあるのだと思います。

僕も、現場で働きながら何度も考えてきました。

作業をしている時間そのものが全部無駄だとは思いません。
生活を支えるために必要な時間です。
社会の中で誰かの役に立っている部分もあります。

でも、自分の心が納得しているかどうかは、また別の話です。

「生活のためだから仕方ない」
「今は我慢するしかない」
「考えても変わらない」

そう言い聞かせることもできます。

けれど、その言葉だけで何年も自分を押さえ込んでいると、いつか心が鈍くなっていきます。

だから、「このままでいいのか」と思った時は、その問いを消さないでほしいのです。

その問いは、仕事を投げ出せという合図ではありません。
すぐに人生を変えろという命令でもありません。

ただ、あなたの中にまだ、
「自分の時間をこのまま終わらせたくない」
という感覚が残っているということだと思います。

まずは、その問いを一言だけ残してみる。

休憩時間に、
「今日もこのままでいいのかと思った」
とメモするだけでもいい。

そこから少しずつ、問いを深めていきます。

何が嫌なのか。
何に納得できていないのか。
本当はどんな時間を増やしたいのか。
今の仕事の中で、未来に使える経験はないか。

単純作業の時間は、何も考えなければただ流れていきます。

でも、そこで浮かんだ問いを残せば、自分を知る材料になります。

「このままでいいのか」

その言葉は、苦しいものです。
でも、あなたの人生がまだ完全には止まっていないことを知らせる言葉でもあります。

単純作業の中で浮かんだその問いを、なかったことにしない。

そこから、あなたの再選択は少しずつ始まっていきます。

ススム

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