自分の人生を棚卸しすると見えてくるもの

どうも、ススムです。

自分には何があるのか。

そう聞かれると、すぐに答えられない人は多いと思います。

特別な実績があるわけでもない。
人に語れるほどの成功体験もない。
立派な資格や肩書きもない。
何かを長く続けてきた自信もない。

そう感じると、
「自分には何もない」
という結論に行き着いてしまうかもしれません。

でも、そこで一度やってみてほしいのが、人生の棚卸しです。

棚卸しというと、少し大げさに聞こえるかもしれません。
でも、やることは難しくありません。

これまでの人生を、ざっくり書き出してみるだけです。

どんな仕事をしてきたか。
どんなことで悩んできたか。
何に本気になったことがあるか。
どこでつまずいたか。
何を諦めたか。
それでも、何を続けてきたか。

そうやって書き出してみると、自分では忘れていたものが少しずつ見えてきます。

たとえば、長く続けてきた仕事がある。
苦手な人間関係の中でも耐えてきた経験がある。
何度も悩みながら、それでも生活を守ってきた時間がある。
昔、本気で目指したことがある。
失敗したけれど、そこから学んだことがある。

それらは、普段は価値として見えにくいものです。

なぜなら、自分にとっては当たり前になっているからです。

でも、当たり前に見えている経験の中に、あなたの材料は眠っています。

自分の人生を棚卸しすると、成功だけではなく、傷や迷いも出てきます。

むしろ、そちらのほうが多いかもしれません。

でも、それでいいと思います。

きれいな実績だけが価値ではありません。
迷った時間も、悩んだ時間も、何度も立ち止まった経験も、自分を知るための材料になります。

大切なのは、過去を評価することではありません。

「良かった」
「悪かった」
「成功した」
「失敗した」

と、すぐに判定しないことです。

まずは、ただ書き出す。

その上で、こう問いかけてみる。

「この経験から、僕は何を知ったのか」
「同じことで悩んでいる人に、今なら何を言えるのか」
「この過去は、これから何に使えるのか」

この問いを持つと、過去の見え方が少し変わります。

ただの失敗だと思っていたことが、誰かに伝えられる注意点になるかもしれません。

無駄だったと思っていた時間が、自分の本音に気づくための時間だったとわかるかもしれません。

遠回りだと思っていた経験が、これからの自分の言葉を深くしてくれるかもしれません。

人生の棚卸しは、自信を無理やり作る作業ではありません。

自分の中に、まだ使っていない材料があるかもしれないと確認する作業です。

もしあなたが今、自分には何もないと思っているなら、まずは年表のように書き出してみてください。

小学生の頃に好きだったこと。
学生時代に憧れたこと。
働き始めて感じたこと。
悔しかったこと。
諦めたこと。
今でも心に残っていること。

立派にまとめなくて大丈夫です。

箇条書きでいい。
短い言葉でいい。
誰かに見せなくてもいい。

まずは、自分の人生を自分で見える形にすること。

そこから、まだ使われていない価値が少しずつ見えてきます。

あなたの人生には、何もないのではありません。

まだ棚卸しされていないだけかもしれません。

ススム

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