どうも、ススムです。
僕がもう一度、人生を選び直そうと思ったきっかけは、何か一つの大きな出来事だったわけではありません。
ある日突然、人生が変わるような出会いがあった。
急に強い自信が湧いてきた。
明確な成功の道が見えた。
そういう綺麗な話ではありません。
むしろ、もっと静かで、もっと地味な感覚でした。
毎日働いている。
生活は続いている。
でも、心のどこかでずっと思っている。
「このまま同じような毎日を続けて、自分は本当に納得できるのか」
この問いが、消えなかったのです。
仕事に行けば、目の前の作業はあります。
疲れれば、深く考える余裕もなくなります。
休みの日には、体を回復させるだけで終わることもあります。
そうやって日々に流されていると、一見すると何も問題はないように見えます。
でも、心の奥ではずっと違和感が残っていました。
僕は本当は、何をしたかったのか。
この時間を、何に使いたかったのか。
これまで積み上げてきた経験を、このまま眠らせたままでいいのか。
そういう問いが、何度も戻ってきました。
僕にとって大きかったのは、過去に本気で生きた時間があったことです。
音楽に向き合った時間。
言葉を磨いてきた時間。
誰かに価値を届けようとしてきた時間。
うまくいかなかったことも含めて、自分なりに命を使ってきた感覚。
その記憶があったから、今の虚無をただ受け入れることができませんでした。
一度でも本気で生きたことがあると、中途半端に流される毎日は、どこか苦しくなります。
「本当は、こんなふうに終わりたいわけじゃない」
その感覚が、僕の中に残り続けていました。
とはいえ、すぐに何か大きく動けたわけではありません。
不安もありました。
疲れもありました。
現実的な制約もありました。
何度も迷いました。
それでも、ある時ふと思ったのです。
人生を全部やり直すことはできない。
でも、今から選び直すことならできるのではないか。
過去を消すのではなく、使い直す。
失敗をなかったことにするのではなく、材料にする。
虚無の時間をただ捨てるのではなく、未来につながる思考に変える。
そう考えた時、少しだけ前を向けました。
人生を選び直すきっかけは、必ずしも派手なものではないと思います。
誰かに強く背中を押されることもあれば、
自分の中に残っていた違和感が、少しずつ形になることもあります。
僕の場合は、後者でした。
「このままでは納得できない」
その静かな違和感が、何度も何度も戻ってきた。
だから、もう無視できなくなったのです。
もしあなたにも、同じような問いがあるなら、すぐに答えを出さなくてもいいと思います。
ただ、その問いを消さないでください。
「このままでいいのか」
「本当はどうしたいのか」
「今の自分に、まだ使えるものはないのか」
そういう問いは、あなたを苦しめるだけのものではありません。
人生をもう一度選び直すための、静かな合図かもしれません。
僕は、完璧に変われた人間ではありません。
今も途中です。
今も考えています。
今も選び続けています。
でも、だからこそ伝えられることがあります。
人生は、一気に変えなくてもいい。
まずは、自分の中に残っている違和感を無視しないこと。
過去の本気を思い出すこと。
今日できる小さな選択を一つ決めること。
そこから、人生は少しずつ動き始めます。
もう一度、人生を選び直すきっかけは、遠くにあるとは限りません。
あなたの中に消えずに残っている問い。
それこそが、最初のきっかけになることがあります。
ススム

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