現状維持が安全に見えて、心を削っていく理由

どうも、ススムです。

現状維持は、一見すると安全に見えます。

今の仕事を続ける。
今の生活を変えない。
新しいことには手を出さない。
失敗しそうな挑戦は避ける。
大きな決断を先送りにする。

そうすれば、少なくとも今の生活は大きく崩れません。

収入も急には途切れない。
周りに何か言われることも少ない。
大きな失敗をする可能性も減る。

だから、現状維持を選ぶのは自然なことです。

僕も、何度もそうしてきました。

変えたい気持ちはある。
このままでは嫌だとも思っている。
でも、動くのは怖い。
失敗するくらいなら、今のままのほうがまだ安心できる。

そう考えて、結局いつもの毎日に戻っていく。

でも、現状維持には見えにくい代償があります。

それは、心が少しずつ削られていくことです。

表面的には何も壊れていない。
仕事にも行けている。
生活も続いている。
周りから見れば、普通に見える。

でも、自分の中では少しずつ何かが弱くなっていく。

「本当は変わりたい」
「このままでは終わりたくない」
「もっと違う時間の使い方があるはずだ」

そういう感覚を何度も押し込めているうちに、だんだん自分の本音が遠くなっていきます。

現状維持が怖いのは、すぐに大きな痛みが出ないところです。

急に失敗するわけではありません。
急に生活が壊れるわけでもありません。

だからこそ、気づきにくい。

でも、何年も同じ違和感を抱えたまま過ごしていると、心の奥に疲れが積もっていきます。

変えたいと思った回数だけ、動けなかった自分を責める。
また先送りした自分に、少しずつ期待できなくなる。
いつかやると言いながら、その「いつか」が遠ざかっていく。

これが続くと、現状維持は安全どころか、自分への信頼を削るものになってしまいます。

もちろん、今すぐ全部を変えろという話ではありません。

仕事を辞める必要もない。
大きな挑戦を急ぐ必要もない。
無理に人生を動かそうとしなくてもいい。

ただ、現状維持をするにしても、完全に流されるだけでは苦しくなります。

大切なのは、今の生活を守りながらでも、少しだけ未来に向けた選択を入れることです。

たとえば、休憩時間に一行だけメモする。
通勤中に、自分が本当は何を変えたいのか考える。
寝る前に、今日の違和感を一つだけ残す。
休日に10分だけ、これからの生き方について書き出す。

それだけでも、ただの現状維持とは違います。

今の生活を続けながらも、自分の未来を完全には手放していない状態になるからです。

現状維持がすべて悪いわけではありません。

生活を守るために必要な時もあります。
準備期間として、あえて大きく動かない選択もあります。

でも、心の奥でずっと
「このままでは嫌だ」
と思っているなら、その声をなかったことにしないでほしいのです。

現状維持が安全に見えても、あなたの本音を削り続けているなら、それは本当の安全とは言えないかもしれません。

今日、ひとつだけでいいです。

今の生活の中に、未来の自分へつながる小さな選択を入れてみる。

その一歩が、現状維持の中に少しずつ別の道を作っていきます。

ススム

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